久々、今城塚古墳大王の杜を散策。するとポッキリと折れた木を発見!
昨日の暴風で折れたんだろうか?と根元を見ると、根元にカミキリムシが!?
2匹のカミキリムシは死亡?
倒れていた木はこれ。
折れた木の根元を見てみますと、虫っぽいのがいて、おお!クワガタかと思ったらカミキリムシ。
木の根元にいたカミキリムシは2匹。
このカミキリムシ2匹が木の中をボロボロにして弱らせた?
カミキリムシの見た目は、シロスジカミキリっぽい。
触ってみるとどちら2匹とも動かない。ポッキリ折れた後、外気にむき出しになって、この寒さで死んでしまったのでしょうか?自爆?
テッポウムシと呼ばれるカミキリムシの幼虫は樹木の天敵
カミキリムシの幼虫はテッポウムシと呼ばれています。
テッポウムシはカミキリムシに羽化して木の中から出てくる際に、木の表面に銃弾を撃ち込んだような丸い穴を開けることからテッポウムシと呼ばれているとのこと。
テッポウムシが寄生した木の中は、テッポウムシがトンネルを掘るため、ボロボロになって弱くなります。樹木の天敵です。
テッポウムシに食害された木は強度が下がるため、強風で折れることがあるそうです。
倒れた木の表面は何かに削られた跡がついていました。
この傷もカミキリムシの仕業でしょうか。
まとめ
カミキリムシの食害によってポッキリ折れた木があるとは、貴重なものを見ました。
大王の杜ではカミキリムシを良く見かけるので、他にも食害によって弱った木があるかもしれません。
強風の際には気を付けましょう。
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